恵比寿に住んでもう7年くらいたつ感じなのですが、今年は更新のタイミングということで
高いお金を払うのはいやだし、恵比寿は家賃相場高くて部屋は狭いし、2年前に結婚したけど、同棲も長かったのでそのときもなんとなく新居にもしなかったしということで、引っ越そうかな、夏までには。
と思っておりました。
地震とその後の原発のこともあって、何もTOKYOにいなくても人生いろんな道があるし、
「いつかは沖縄」じゃなく「今こそ沖縄」という選択肢もありかな、と沖縄の求人なんかもみながら、でもこれはないかな〜。。。とかやっぱり東京育ちの私としてはLOVE TOKYOと思いながら、ただなんとなくいつもと同じ日々を過ごしていたのですが。
今から二週間前に、ただなんとなくビデオ屋の帰りに不動産やさんに寄りまして
「今より安くて広くていい環境のいい物件あったらよろしく〜」と実にてきとうに条件を伝えまして、一週間前に、いくつか内見をしにいきました。
一つ目は、なかなかの神物件で、学芸大学徒歩2分のマンションで、1Fにリニューアルしたばっかりのビューティフルな銭湯、というかスーパー銭湯が入っている風呂上物件の5Fというお部屋。眺望ビューティフル。お風呂好きの私としては、相当に掴まれてしまい、また、学大の素晴らしい商店街のあたたかみにも心打たれる。入湯料450円という素晴らしい価格設定、25時まで営業、泡風呂、軟水なことも、相当に惹かれた。
二つ目も、なかなかの物件で、都立大学徒歩4分のテラスハウス的な物件で、間取り図には書いてなかったが、庭がある。
三つ目は、用賀と桜新町の間で、ぼろいマンションの1Fなのだが、広い専用庭があり、猫が喜びそうで(猫はいまはいないけれど)、OKストアは安いしでかなりつかまれる。
どれもいいな〜。と思っていて、最後に見たのが、用賀と二子玉川の間で丘の上の森のなかにあるおんぼろマンションというか団地でした。
見た目は、エレベーターなしで1970年に建てられたオンボロで、階段も砂たまってて扉も重く団地そのものという具合ですが、内装はぴかぴかでギャップ萌え。なにしろ竹林、森のなかの丘に建てられた立地がよくて窓がとてもでっかくて緑がたっぷり。
多摩川も歩いて5-6分とかなので、楽器も吹けるし走るのにもいいし。
これはリビング側の窓で、
こっちは反対側のキッチン側で、こちらも窓をあけると樹木が迫っていて、
とても犬猫がよろこびそうなシチュエーション。
ということで、いつもはわりと優柔不断なのにこれには即つかまれてしまい。
たいへんドキドキしながら家に帰ったのだけれど、学芸大学の風呂上物件も相当レアなので
練習後にひとふろ、ジョギング後にひとふろと想像すると、なかなか決められず
次の日も、学芸大学とこの物件をみにいって。
次の日に、たまたまこの物件の前で大家さんに出会いまして、たいへんすてきな方で
周辺情報をこまーーーーかに教えていただきまして、「よかったら、うちの親にも会っていかれます?」ということで大家さんのお宅までお邪魔し、オーナーに方にも挨拶して、「うーん。気に入りました。申し込みたいと思いますー、よろしくお願いします!」とかまでいきおい言ってしまい、大家さんも「それはよかったです、お名前は?」という運びだったので、
夜不動産屋さんに電話したわけです。すると、
「今日の朝に、別の方で申込が入ってしまったようです」と。
そして、その別の方と競り合いをしておりまして、結局、お昼に会ったことのご縁もあってか契約することができたんですが、その条件の折り合いで、
契約から1週間後に引っ越すということになってしまい。
大急ぎで引っ越しやが3社くらい見積もりとりにあらわれ。
ということで、なんとなく不動産や入って2週間で引っ越しすることになりまして
明後日引っ越しです。
きょうは24HOURSな勢いでマンガや写真集、本の山、CDの山、思い出のがらくた、年賀状の山、洋服の山などをやっつけてきました。まったく、こんなものどうして捨てられないんだろうとおもうけど、CDとか「あー。なつかしー。」とかやってると、1枚も捨てられなくなってしまう。一時期集めていた恵比寿や代官山のショップカードをみてると
「あー、20代の前半はこういうのがよかったんだなあー」とか思い出されてくるし
世界のいろいろな旅したところのたわいもないフライヤーなども愛おしく感じられてくる。
恵比寿は20代を過ごした場所で、色んなことがあったけれど、今思い出されるのは
恵比寿で夜な夜な仕事したなーということとか、仲間とハイテンションに飲んだなあーということ。
いっしょに仕事をしているデザイナー、コピーライター、フォトグラファーのみなさんも
恵比寿に事務所を構えていることも当時は多くて、
デザイン会社に深夜までいて、これが自分の分身だと言えるくらいの広告つくろうとか、WEBをつくろうといくら時間をかけても惜しくなくて、朝までコピー家で書いたりとかも楽しかったな、とか。みんなと5叉路のUbcraで朝まで飲んだこと。barというbarでのハイテンションな出会いのこと。20代の前半のうまく行った恋とか、うまく行かなかった恋のこと。
広告談義に花を咲かせたり、こういうクリエイティブをつくりたいと燃えていた奴がいたなあとか、
恵比寿はlivehouseも多いので、enjoyhouseやみるく、liquidroomとかいろいろとライブしに行ったり、前のバンドのminjahも恵比寿のスタジオでリハしてたから、freshness burgerでやたら答えのないことに悩んでたなとか、みんなが家に来た時とかのこととか。
オッキーとはじめて二人で飲んだのも西の5叉路のらっきょだったし、結婚パーティーも鎗が先交差点のuniceだったし、結婚指輪を買ったのも恵比寿南のnoguchiだった。
恵比寿ってどういう街かといわれると、そういう20代の思い出がいっぱい詰まっていて一言では表すことができない。街の記憶ってそういうものだなと思う。
なんだかんだで、皆さんのおかげで、20代から今までは右肩上がりだったように思い、
改めて感謝の気持ちでいっぱい。
多摩川ステージでは、どんな日々がまっているのかな。